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10月18日・19日…

中国共産党第十九次全国代表大会を控えて… 上海ですら厳戒モードのようだ。
空港の手荷物検査から… 地下鉄の駅に中国公安まで居る様なので,皆様もお気を付けて欲しい。

風俗と政治。 政治と風俗。。
日本の衆議院選挙よりも… こちらの十九大の方が世界の注目は大きい。

この5年間 習近平が国家主席となってから… 浄化政策の名の元,敵対勢力の資金源となるような風俗産業は彼方此方で潰されていった。 

東莞の街が消え… 北京ではサウナが無くなり。 上海もサウナが激減。
置屋街,紅灯区には強制捜査。 

そして… 日本人だってスパイ容疑で普通に拘束されてしまう。
中国共産党以外認めない姿勢は,他政党の小姐に手を出しただけでテロリスト支援者のレッテルまで付けられる。 本当に,住みにくい所となってしまった。 そのリスクに対してのリワードというか… 見返りはあるのだろうか?

貧富の格差は拡大し,不良債権比率は増え,過剰設備投資で製造業の供給余剰まで増えていってしまった。そして,化石燃料依存から脱皮もできず… 環境なんて酷いもんだ。相変わらず,この国の空はスモッグ,PM2.5 … 日本人はマスクなしでは過ごせない。そして,小姐達の顔のボツボツは増えていく。

経済においても,一時期 外貨準備の減少で資本流出が懸念されたけれど… 財政支出と金融緩和で乗り切った。 その反動が… 過剰融資とそれによる不動産の高騰。 不動産高騰は,インフレに対しての金融緩和での弊害があまりにも顕著に出た結果だろうけれど,2020年までの所得倍増計画にはやはり成長率を維持しなければならないのだろう。

しかし…現在の中国における金融緩和は見ていて危なく… 不良債権の増加やバブル形成に付与するだけであり , 今後は一帯一路の名の元,財政支出を増やして… 政府支出でGDPを底上げしていくような気がする。 そして,ゾンビ企業と呼ばれる,政府の補助金なしには生き残れないような国営企業の数々の解決も未だだ…。 

習近平は何の問題も解決していないじゃないか? なんて感じだけれども…。
権力闘争に明け暮れて… 敵対する共産党役員上位の約1割をこの5年で牢屋の中へ葬った。そして,浄化政策!賄賂の激減をアピールしている。

浄化政策で性風俗者やら,表に見える賄賂は減った!! といっても… この賄賂の慣習はやはり無くなることは無い。 未だに 見ず知らずの人から〇〇さん紹介しますやら…紹介料下さい。 相手先からは,出資してくれたら 貴社への配当以外に 私個人に純利益の◎%差し上げます…。 ありえへん。 そんな目先のたった数十万円で背任の犯罪犯す日本人なんて居る訳がない。借金まみれの人くらいだろう…

スパイ容疑やら,国家安全局による徹底マーク,嫌がらせ… 人民 唯一の客観的情報源ともいうべき外国のジャーナリストを締め出し,いかに自分たちが危険な国に住んでいるかの自覚すら中国人には無かったりする。 私が基本的に1人で居る時は 外資系レストランやら,外資系ホテルのレストランを選ぶのは やはり 彼らの衛生観念にある。 報道が少ない分,危険物質に対しては曖昧だし無知だ。 鳥インフルエンザが蔓延していた時ですら… 彼らは気にせず鶏肉を食す。  外面・対海外。 対人民・対反勢力に対しては 共産党政権はダブル スタンダードなんだろう。


私が十九大で一番気になるのが… 習近平がどこまで権力集中できるのか? 
身内の太子党内でも,この権力集中には反対者が多いらしいけれど… これ以上の浄化政策をされると… 貧困の田舎で産まれた小姐達は都市で這い上がる術を無くしてしまう。 そして… 中国の出資案件が来るたびに股間を膨らませながら デューデリしていた私達の仕事に対するモチベーションも 低下してしまう。

プーチン同様,習近平も権力安定の為に 石油閥やら石炭閥等から手を入れていったけれど…。

浄化政策で 今迄暗黙の了解でピカピカネオンで堂々と?営業をしていたサウナはホテルに潜ったり… 表向きはSPAになってしまったり… そんな変貌が身近になってしまうと,一抹の寂しさと不安を覚えてならない。

そして,今では潜りのサウナすら激減し, 風俗は微信のデリヘルに潜ってしまって居る現状で… デリヘルがある意味で全盛なんだろうけれど,デリを呼んでも 最近ではホテルの従業員が通報するようなケースも増えているそうで 本当に注意が必要だ。 

昔はデリヘル業者とホテルが組んでいたけれど… 今は,ホテルにエロいカードが挟まっているからと,そのカードに書いてある微信に連絡して来て貰えば安全!とも言えない。 勝手にホテルの許可なくデリヘルの営業カードをホテルの扉の隙間に入れてく業者が居るからだ!! もしくは,一部の清掃員とだけグルになって居るだけだったり…。

ちなみに,私はこの全人代人事で万が一の事があったら… 本格的にこの国から撤退しようと思う。

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その万が一というのが‥ 習国家主席の三選目の布石。 
政治局員 68歳定年の撤廃。 この定年制度は暗黙の了解で実際に決まっている訳でもない。しかし,王 岐山がもし政治局員として残ったら… この定年68歳暗黙のルールは崩れ去る。 そして,そんな前例を今回作ってしまえば… 5年後,習は定年することなく3期目に突入する可能性が高くなる。

ここ数年, 何処へ行っても 小姐・小妹に手を出してきたけれど…。 そして,色々と貢いで来たけれど…。やはり… 表の職責があったから中国へ行った。

中国における仕事上の契約書のホトンドが第3国,香港の法律に従っている。何かあったら,直轄の法務局で無く第3国の香港。 本当は… シンガポールや日本にしたかったけれど,中国人の多くはそれだと好的!と言ってくれなかった。色々とコベナンツ付けて来たけれど…そんなモノは中国で裁判されたらいくらでも覆ってしまう。 

習近平の権力集中は,明らかに香港の中国化を加速してしまう。 そして… 政治局常務委員の定年制度を無視して本気で三選など目指されたら,香港における 一国二制度など2047年までどころか… 2020年代後半には無くなってしまいそうだ。 

この時期で共産党の暗黙の定年ルールを習近平が破ることは無さそうだが… 万が一,強肩にこの時期に来るようなら… それが,私の撤退のトリガーとなる。

やはり… 王 岐山 の取り扱いが注視となりそうだ。

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